少し前のこと。
雑誌記事で『スタンフォード大学の研究チームが家庭用の、ガスコンロの危険性を明らかにした』と言う記事を読んだ。
要約すると都市ガスが燃焼することで2次的に”ベンゼン”が生成される。
ベンゼンは有毒で、発がん性も指摘されている。
なので調理に、ガスコンロを使わない方が良い、という。
適切に換気器具を使えば良いと思うが換気の方法によっては長時間滞留する可能性もあると言う。
狸は換気をする時は対角線上にある窓を少し開けるなどの工夫をすれば良いと思う。
ニューヨーク州や市では、新築の建物にガスコンロの設置を禁止する法律が通過したと言うことも書かれている。
こちらの法律の趣旨を読むと有害物質の生成よりも二酸化炭素排出量削減の観点から、ガスコンロを禁止して電磁調理器にしているように見て取れる。
プレジデント誌の記事は少々強引な気もする。
エネルギーセキュリティの観点からは熱源を分けた方が良いように思える。
日本では有害物質の話には全然なっていないようで、それも心配だ。
©️Tanu記