すずめが食器洗い乾燥機を買おうかどうしようかと迷っていた。
ああでもない、こうでもない、と随分迷って梅田の大規模家電店にも足を運んで、実機を見にも行ったし、説明員さんの話も聞いた。
予算やレイアウトも考えて、食洗機の型紙も作って置き方も考えた。
果たしてその結果、
食洗機を買うと食洗機に準じた食器の使い方を考える必要がある。あれもこれもと調理器具を使ったり、保存容器を何種類も使ったりは、やはりしにくい。
いつも置いてあるとキッチンの調理スペースが狭くなって、最近すずめが取り組んでいる、クオリティを維持した時短料理研究の支障になる。
ということで、すずめは別の手段を考えた。それは『洗い桶』である。
狸がこどものころは実家でも採用されていたが、詰まるところ『食器のつけ置き洗い』である。
食事が終わったら洗い桶に洗剤を溶かした水かぬるま湯を溜めて、そこに食器を漬けておいてのんびりする、これだけだ。
この洗い桶もアレコレ探したが、ニトリの水切りカゴにも転用できる洗い桶(容量5リットル)が、我が家のシンクにぴったりだった。予算は2000円ほどだ。
『これだと軽くすすぐだけで、スポンジでゴシゴシしなくても良いのよね〜♪』と調子も良い。
洋画で見かける、泡だらけの食器を紙ナプキンでササッと拭いて終わり、になっていないので良かった良かった。
食洗機問題は一件落着となった。
©Tanu記