昨日8月13日は迎え火の日。
狸は敬虔な仏教徒ではないが、お盆の行事としての”迎え火”と”送り火”は毎年欠かさず、やってきた。
今年は名古屋に異動してきて最初の盆。
まだ遠くにいる台風の影響か、風が強いので中層階のベランダで迎え火を炊くのは今年はやめることにした。
まぁ、先週大阪に戻って、お墓参りと掃除も、やってきたから勘弁してもらおうという算段だ。
その代わりに室内で、ロウソクを立てて迎え火とした。
検索してみると狸と同じように、マンションで迎え火が炊けない場合は、どうしたら良いかの質問があった。
回答は2つ。
・ロウソクを立てて代用する
・盆提灯を下げる
だった。狸の選択は正解だったようだ。
実家の片付けをしている時に家紋入りの提灯があったので何に使うのか不思議に思っていた。
おそらくこのためだったのではないだろうか。
実家で送り火・迎え火を行わなかったことは無かったと記憶している。
非常用にと置いてあった提灯が使われずにそのまま置いてあったのだろう。
その提灯も今はなし。
ご先祖様方、今年はロウソクで我慢してもらおう。
©Tanu記