ゆで卵。
最近時々食べるようになった。
我が家には昭和レトロの National ブランドの電気卵ゆで機がある。
同じものが結婚したてのころには既に実家で使われていた。
帰省したときに、すずめが『良いなぁ、ウチにもあったら便利ね〜』と言ったのを父が聞いたか聞かなかったか。
次に帰省したときには『狸(すずめ)にあげよう』と新品が用意されていたという、曰く付きの代物だ。
我が家(すずめ)がもらったものは引っ越しのときに手放してしまったが、実家の片付けのときにオリジナル?が見つかり、すずめが譲り受けた。
タイマーも何も付いていない。
卵の個数に合わせた量の水をカップに計量して注ぐだけ。
沸騰して水が蒸発しきったらサーモスイッチが切れて終了、という、ローテクだが無駄のない製品だ。
まだ売られているのかな、と Panasonic のホームページを見たら、生産終了品になっていた。
類似品で値段が安いものが色々出てきて商売にならなくなったのだろうか。
写真が National ブランドのままだったので随分前に終了したようだった。
品番は NW-40 から 43 へと進んでいるものの、スペックや姿形は、ほとんどそのままだった。
コレはコレで完成されていたんだろうな。
©Tanu記