120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

トロッコ道を歩く

出発後3時間少々。途中の休憩を考えると3時間ほどの歩行時間だろうか。

9時半頃にトロッコ道まで降りてきた。

今までの山の中の登山道に比べれば、トロッコが登り降りできる勾配なので緩やかで、トロッコのレールの間には木道も敷かれていて、随分と歩きやすい。

荒川登山口から縄文口まで 8.5km ある、そのトロッコ道のちょうど中間点あたりに降りてきた。

降りてきたところから直ぐに WC 有りの休憩所がある。縄文杉までにも何箇所か簡易 WC があるが、そこからの屎尿を降ろすのにトロッコが運行されているそうだ。

縄文杉を日帰りで見に行く人たちは荒川登山口を6時頃に出発する場合が多くて、このあたりは1時間前くらいには、ほぼ通過している。

そんなこともあり人気が全くない。

だからか『このあたりでは滅多に見かけませんね』という鹿が姿を表した。

可愛らしい鹿も、この島では御多分に漏れず増えすぎて食害などのための害獣駆除の対象になっている。鹿肉料理を提供する店も多い。

宿泊用具の入ったザックは結構大きいが、すずめが背負うと尚更大きく見える。Tさんは、その1.5倍くらいありそうな物を背負っているが逆に小さく見える。

Tさんはレインウエアを着用しないで傘をさして鼻歌交じり、余裕だね。

ロッコ道は所々鉄橋で沢を越えているが、そこを渡るのはスリル満点。

楽に感じるこの道も、あと 4km だ。しっかり歩こう。

©Tanu記