120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

縄文杉を目指す

ロッコ道を淡々と歩いてきた。

楽だとは言え、それなりの上り道で雨降り、プラス10Kgのザックと重なると、4km歩いて到着した縄文登山口では流石に疲れて、お腹も空いた。11時過ぎだった。

この場所で雨をしのいでご飯が食べられるところは、トイレの洗面所スペースしかないらしい。幸い今は我々しかいないので、そこで昼食とする。

(ここから先は WC は簡易のものしかないそうだ)

チョット臭いが気になるが雨に濡れないのは有り難い。

Tさんは菓子パン2個をモグモグ。我々はナッツとカロリーメイトとチョコレートなどを食べた。

窓から雨を眺めていたTさんが『提案があります。明日の天候が心配です。山小屋に泊まらないで、ここに宿泊荷物を置いて身軽で縄文杉まで登りましょう。その後トロッコ道を降りて今夜の宿泊は荒川口のバス待合所にしましょう。』

この時点で、翌日の天気予報は『大雨・雷・霧』だった。すずめも狸も結構疲れていたし、そもそも山小屋に泊まるのが主目的ではない。

ここは素直にプロの提案に従おう、と言うことになった。

ザックを降ろして歩くと、とても楽ちんだ。疲れているけど、これなら縄文杉まで行ける気がしてきた。

登山口から登り始めた。急峻だ。

©Tanu記