カモ(鴨)とアヒル(家鴨)。
北大阪急行桃山台駅の東側すぐのところにある、春日大池に足を伸ばして散歩してみると、いつの間にかカモがたくさん浮かんでいる。
マガモは渡り鳥なので多分どこか北の方の国から飛んできて、この池で羽根を休めているのだろう。
この池には少なくとも昨年の春からアヒルが一羽いる。池にある築島に犬小屋みたいなアヒル小屋があった(今では随分壊れてしまっている)。
仲間がいたのか最初から一羽だったのかわからないが、アヒルはそれほど飛ぶのが上手ではないので、どこからか連れてこられたのだろう。
散歩しながら眺めていると、カモとアヒル、仲良くやっている。カモとはカモ目カモ科の鳥類のうち、雁(カリ)に比べて体が小さく首があまり長くないものの総称で、一つの属ではないそうだ。
つまり見かけは随分違うがカモとアヒルは近縁らしい。そういうわけで交雑種のアイガモが鴨肉として出てくるわけだ。
水の中に首を突っ込んで何か食べている。そんな姿を見ていたらモスクワのK君が、かつて狸家にステイしたときに、近所の池のアヒルを見て『美味そうだ〜』と笑っていたのを思い出して、ニヤニヤしてしまった。
©Tanu記