今日は狸の長かった夏休みも最終日。
ところで今日はバイクの日。各地でモーターサイクルの魅力訴求や安全啓蒙のイベントが開かれたことと思う。
記事を書こうと思って調べて初めて知ったのだが、『バイクの日』は総務省交通安全対策室が1989年に制定したのだそうだ。業界団体が提唱しているのかと思ったら公式なものだった。
1989年はまだまだモーターサイクルの需要が多くて200万台くらいだった。それがあれよという間に落ち込んで2016年は過去最低の34万台、昨年は少し持ち直して36万台。
資料を見ると、減少の原因は台数の大半を占める原付が落ち込んだことだと思う。最近は原付は電チャリに取って代わられているが、その電チャリの先陣を切って世間に広めたのが『原付作るのやめてHondaから買います』と宣言して世間を驚かせたYamahaなのだから何とも皮肉だ。
原付二種以上のモデルは極端に減っていないので、各社ともいいモデルを出して踏ん張ってほしいものだ。さもないと同じ日が『俳句の日』でもあるのだが、これからの高齢化社会で逆転されるかもしれない。
©Tanu記
