JCPZ
最近、天気予報を見ていると時々見かけるようになった、この用語。
”Japan sea Polar air mass Convergence Zone”の頭文字を取ったもので、日本語に直すと『日本海寒帯気団収束帯』と呼ぶらしい。
冬の日本海を寒気団から季節風が吹くと暖流の上で雲が発達する。
季節風の吹き方によっては朝鮮半島の高い山で流れが二つに分かれた後に合流することがある。
その時に帯状の雲の塊ができて、それを、JCPZ、と言うらしい。
これが起きるとどうなるかと言うと、寒気団と季節風が極めて強い時に発生しやすいので、日本海側から時には太平洋側まで雪が大量に降ることになる。
先日の天気予報では、この言葉が盛んに登場。
愛知県西部や岐阜県は日本海からの距離が近くて強い寒気団と、JCPZによる風が吹き込みやすいので平野部でも雪が積もるかもしれない、と報じられていた。
栃木県に住んでいた時は当然、スタッドレスタイヤを装着していたが大阪への異動に伴って廃棄した。
名古屋でも、スタッドレスタイヤを装着して走っている車を見かけるが、本当に雪が積もったら地下鉄で行こうと思っている。
スタッドレスタイヤは全員が装着していないと意味がないのだ。
©️Tanu記