そういえば『夜間飛行』って歌が有ったなぁ。
その歌ではなくて。
好きで毎晩の様に聞いていた城達也さんの『Jetstream』でも、なくて(深夜ラジオを聴きながら勉強するんじゃなかったなぁ)。
大分からの帰りの飛行機は JA 伊丹行きの最終便だった。
冬なので離陸する 19 時頃には外はもう真っ暗になっていた。
狸は曇りの夜行便のときでも、もちろん窓側席派だ。
曇りでも飛んでしばらくすれば雲の上。
極大を近くに控えた、ふたご座流星群の火球が飛ぶのが見えて嬉しい。地上では誰か写真に撮ったかな。
薄い雲の上から下界を見ていると、都市の上を飛んでいるときは街の灯りで雲が下から照らされて、ほのかに明るい。
時々雲の切れ間から街の灯りが、チラチラ見えるのも楽しい。
大分から伊丹までは1時間ほどのフライト。
大阪平野の南部から大きく旋回して降りてゆく。
左側に座ると大阪城がよく見える。
今回は右窓から、エキスポシティの大観覧車や太陽の塔を眺めていたら、あっという間に着陸だ。
JA便の多くは着陸後バス移動。
急ぐ必要がないときは忙しく走り回る空港内作業車を見られるのも楽しい。
かくも楽しい夜間飛行、寝てるヒマなんて無いのだ。
©Tanu記