3月30日は出社した。
朝、通勤電車の窓から見える街並みが『やけに霞がかりだなぁ』と思っていた。
会社帰りにちょうど夕日が沈む時間になった。すると今日は道路の先に沈む夕日が眩しくなかった。
『昼のNewsでも言っていたが今回の黄砂は”濃い”なぁ』と実感した。
帰宅して気象庁のホームページを見てみると、
3月29日の午後から関西地方にやってきた黄砂がピークを迎えていたようだ。31日の午前中には収束するようだった。
黄砂というと視界が悪くなったり健康面にも悪影響が大きいが、昔TV番組で良い面があるとも聞いた。
黄砂はアルカリ性土壌由来の砂塵なので、酸性雨を中和し酸性土壌にならないようにすることで樹木や作物の成長を助ける。
また沿岸から遠い太平洋の中央部は貧栄養になりやすいが、黄砂が飛んでくることにより、鉄分などのミネラルが大量に海水に供給される結果、植物性プランクトンを増やしていることから魚類の成長にもつながるのだ、と。
役割はわかるが、クルマやベランダのホコリやシミになったり、咳やくしゃみをする人が増えるのは困ったところ。
ひとまず洗濯物は浴室乾燥にしておこう。外出時のマスクもコロナウイルスだけじゃなくて、黄砂のためにも忘れずに。
©Tanu記