120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

太陽を追いかける

朝日が昇るのを見に行ったり、夕日が沈んで行くのを眺めていたことはないだろうか。日の出は標高が高い方が早く見られる。北摂池田市五月山と言う山があり、狸が20代の頃、元旦に山頂の霊園駐車場にモーターサイクルで初日の出を拝む集まりがあった。幸いなことに、喧しい改造車や大騒ぎする人間もいなかったので、特に規制されることもなく参加できた(現在は2輪通行止めになった)。

五月山|池田市観光協会 公式サイト

駐車場に高さ10mほどの『日の丸展望台』と言う小さな展望台がある。早めに現地入りすると展望台から初日の出を拝むことができるが、遅れると駐車場から拝むことになる。大阪で水平線まで雲がない年は意外に少ない。

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ある年はとてもクリアで、日の出の瞬間をバッチリ見ることができた。その瞬間には展望台にいる狸や周りの人は歓声を上げる。すると駐車場からは『まだ見えへんぞ〜』の声があがり、数秒してから『おーっ!』と歓声が上がった。10mで数秒ということは、1mでもコンマ何秒か早く見えるということだから、反対に考えると夕日が沈んだ瞬間にジャンプすれば、もう一度太陽が見えるに違いない。そう考えて夕方まで快晴だったこの日、友人とまたまた夕方に展望台に登って山の端に夕日が沈んだ瞬間にジャンプしたら、『見えた!』。

後にこの話を、すずめとにゃんことおもちにしたら信用しない。旅行に出かけた時に海に沈む夕日がきれいに見えた。『これは』と思い立ち、パーキングに停まって夕日を眺めて、沈んだ瞬間にジャンプしたら『見えた!』。この時ばかりは狸の株が少し上がったようだった。

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朝日夕日もかなり眩しいので眺めるときは充分にご注意を。

©Tanu記