120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

我が家にロシア父娘がやってきた!〜ロシア人ゲストの思い出その3

 

ツアーコンダクターに「よろしくお願いしま〜す」と言われながら降りてきたのが、
毛皮の帽子(シャッポチカと言うそうだ)に毛皮のコートに皮のブーツと、まるで『銀河鉄道999メーテル』の様な(ネタが古い!)S嬢と、これまた毛皮の帽子に毛皮のコートの熊の様なA氏だった。

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まずはツアーブックで覚えたてのロシア語で、にこにこと挨拶をする。「ズドラーストビッチェ! ミニャザブ 狸 オッチンプリヤートナ(こんにちは! 私は狸です。どうぞよろしく)」

う〜む、とりあえず通じたようだけど。これ以外喋れないよ〜。^^;

この二人と共にホームを歩くと目立つことこの上ない。なにしろ、ふだん日本人の見慣れている米国・アジア系の外国人とはあまりにも違うからね。
改札口で新幹線の切符を渡そうとA氏に聞く(ジェスチャーで)と、なんと!切符は持っていないと言う。数分間すったもんだの後、どうもA氏が言うには「みんなと一緒に
乗ったが降りるときにはツアーコンダクターが持っていた」ということらしい。(家に帰ると『切符を渡し忘れた!ごめんなさ〜い!』とFAXが入っていた)
仕方ないので改札のお兄さんに事情を説明すると「ふむふむ」と頷いて外に出させてくれた。此処でのやり取りで早くも判ったのだが、どうやら二人ともロシア語以外は全く話せないようだ。
なんとも草の根国際交流向きなシチュエーションなのだろう!

(この記事は1996年の出来事を書いているため内容が古い場合があります)

©Tanu記

冬の夕空を見上げる

この週末は不意に雪がチラついたり、朝、クルマの窓ガラスに霜が降りていたりして、久しぶりに冬らしい天候だった。

高校の同級生のLineグループで、冬らしく澄んだ夕空に浮かぶ星についての質問が回ってきた。

『こんばんは 寒いですね。

今日は北摂でも雪が降りました! 今、太陽みたいな満月🌕が出ています。

狸くん、満月の反対側、北西にキラリンと明るく輝いている星🌟と、南東で優しく瞬いている星は何星ですか?』

というものだった。

『なかなか難しいこと聞くねぇ。北西のキラリンと明るく輝いている星は、ズバリ宵の明星、金星だね。

南東で優しく瞬いている星と言うのが難しいねぇ。明るい青白い星のことかな?なら、おおいぬ座シリウスで決まり。』

と答えておいた。

次の日の夕方、会社の帰りに見上げると、月は一日経って形も場所も変わっているが、他の2つは場所も輝きも変わっていなかった。

どうやら間違っていなかったようだ。さらに西の空低くには水星も見えていた。

ふだん見られない明るい星が見やすい時・場所に輝くと、決まって『UFO』だという話が持ち上がるが、同級生は、ちゃんと星と認識していたようだ。

良かった〜。

©Tanu記

我が家にロシア父娘がやってきた!〜ロシア人ゲストの思い出その2

計画を考えていて気づいた。

狸は全く酒が飲めないが、A氏(父)の「来日後の希望」の中に”SAKE”とある。すずめはメッチャ強いけど、A氏の呑み相手を毎晩するのは大変だろうから、ここは元気な?友達に「お酒持って飲みに来て!」と救難信号を発して助けてもらうことにした。

さあ、これで準備万端!ロシア語をどうしよう?

さて、いよいよ彼らがやってくることになった。昼過ぎにウラジオストク空港から新潟に着いた後、新幹線で大宮に夕刻に着いて我々と対面するわけだ。
最初はすずめとにゃんことおもちの3人で迎えに行ってもらうつもりでいたが、往復の電車賃が馬鹿にならないし『全員参加でっ!』という声もあがり始めたので、狸が会社を早めに退社して週末から使う予定のレンタカーを1日早く借りて、みんなで迎えに行くことになった。
待ち合わせの30分程前に大宮駅周辺に着いたが、駐車場を探したりしてホームに着いたのは10分前になった。

来た来た!ホームに着いた列車の出口を食い入るように見つめていると、その車両に乗っている他の大勢のロシアの人達も、みんな身を乗り出すようにホームに佇む我々を見
つめていた。

そうか、彼らも初めての日本のホストファミリーとの出会いに『我々のホストファミリーはどんな人だろう?』と、期待と不安なのだろうな。

我が家のこども達がウエルカムボードを掲げる姿を見て手を振ってくれる人の姿もあった。いよいよドアが開いた。

(この記事は1996年の出来事を書いているため内容が古い場合があります)

©Tanu記

我が家にロシア父娘がやってきた!〜ロシア人ゲストの思い出その1

それは1996年正月休み最終日の朝だった。

狸が帰省の車の運転で疲れてぐっすり眠っていると「ねぇねぇ、ロシアが来るって!」と、すずめが、わいわい言いながら起こしに来た。
そういえば1995年の秋の『冬のホストファミリーボランティア募集』の中に『ロシア人家族』があった。

『珍しい国だし申し込んでもいいよ』と言っていたのだけれど、その後の連絡も無いし『ロシアは突然キャンセルになったりするよ』という話も聞いていて、すっかり忘れていたのだった。

当時の狸にとってロシアとは、冬はウォッカも凍る程に寒く、隕石がおっこちても誰も気がつかない程に広く、ツンドラの土の下にはマンモスの牙が輸出できる程に眠っている、とても不思議な、そして遥か遠い所のように思っていた国だった。
その遠い(実はウラジオストクなら飛行機でわずか2時間)国から、父48歳と娘18歳が11
日間も我が家にホームステイに来ることになったのだから、これはひょっとすると一大事なのかも知れない。

噂では栃木県初のロシア人交流だとか。
ともかく11日間もホームステイするし、彼らの訪日中の希望の中に『東京タワー・水族館・東京ディズニーランド・日本人との交流』と有ったので、それらを盛り込んで彼らが退屈しないように予定を立てることにした。

(この記事は1996年の出来事を書いているため内容が古い場合があります)

©Tanu記

Macbookでカセットテープをデジタル音源化する

Macbookでカセットテープのデジタル音源化の作業をする。

何故こんな記事を書くのかと言うと、すずめが25年くらい前のカセットテープしか無い音源を、『私のiPhoneで聞きたい!』と言うのでこの作業が必要になった。

前にも一度同じ作業をやっているのだが、、すっかり忘れてしまったので、もう一度同じ作業が生じたときのために(そんな日が来るかどうかは?)記録しておこう、となった。調べると簡単なのだがたまにやるだけなので?覚えていられない。

我が家の場合USB出力のあるカセットプレーヤー(ただしモノラル)があるので、それを変換ユニットに使う。

1.Macbookに無料で入っているアプリケーション群からQuickTime Playerを起動

2.QuickTime Playerのメニューから、「ファイル→新規オーディオ収録」を選択

3.録音ウインドウが立ち上がる。録音ボタンの右横のチェックボタンを押すと、録音デバイスと品質が選べるので選択する。

4.カセットプレーヤーを再生し同時に録音ボタンを押す!後はテープを聞きながら録音する!(昔は倍速ダビングとか有ったなぁ、懐かしい)

5.再生が終わったら録音をストップ。「ファイル→保存」で、出来上がり。当然だが60分テープなら60分かかる。。。

6.できたファイルを視聴して、ちゃんとできたか確かめて完了 ^^

7.容量は品質「高」で、1分あたり2.4Mbになる

これを書いているうちに2本終わったけど、まだ2本たっぷり残ってるわぁ〜 ^^;

©Tanu記

留学生の思い出〜その5

4番目のゲストで6人を数えた。

5番目のゲストは留学生ではなく、日本の家庭にホームステイしてみたいという、ロシア人の父娘だった。

『えっ!ロシア人が来るの?それも二人?それも父娘??』すずめから聞いてびっくりした。しかも10泊もするというのだ。

『どんな人たちが来るのかなぁ』『ブレジネフ書記長みたいな怖そうな人かなぁ』『毛皮の帽子をかぶっているんだろうか』『朝からウォッカ飲むのかなぁ』

我が家に来るゲストの詳細が送られてきた。確認すると、なんと日本語はもちろん、英語も喋れない。ロシア語オンリーだという。

中国人みたいに漢字も使えない。ロシアの旅行ガイドブックに書かれている単語集や簡単な会話集だけで事に当たるしかない!

やや緊張しながらゲストを迎えに行くと、いらっしゃったのは48歳のA氏と18歳のS嬢だった。A氏はチョット体格のいいおじさん、S嬢は金髪8頭身の美人。どんな人が我が家にゲストで来たのか分かってから、すずめのともだちで『外国人と交流したい』と訪れてくる人が増えた気がする。

美人は万国共通、お得だね!

©Tanu記

キートスのパン

パフェ号のミニツーリングで買って帰ってきた、京都のフィンランド仕込みのパン屋さん『キートス』のパン。

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カリャラン・ピーラッカは178円。

フィンランドに初めて行った時に泊まったホテルの朝食バイキングに並んでいて、試しに食べてみたら美味しかったのをよく覚えている。

『カレリヤ地方のパイ』という意味で、フィンランドではごく一般的なパイだそうだ。日本で言うと梅干しのおにぎりみたいなものだろうか。

ルイスリンプは712円。

『黒くて酸っぱいパン』は、こどものころから時々父親がドイツパンを買ってきて休日の朝に食べていたので知っていた。

フィンランドで食べた黒いパンは、今までのどの黒いパンより酸っぱくて、がっしりと詰まっていて、噛みしめるとだんだん甘味が増してくるというものだった。

直径は18cmで、それほど大きくないが、ぎっしり詰まっているので、すずめと4分の1をさらに半分こして丁度いいくらい。

軽くトーストしてプンパーニッケルみたいにクリームチーズと苺ジャムで食べるのがマイスタイルで美味しい。スモークサーモンなんかも良く合うと思う。

通販もやっているそうだが、焼きたての色々なフィンランドパンが並んでいるだろう、パン屋さんにしては遅い朝10時の開店を待って訪れたいものだ。

©Tanu記