4番目のゲストで6人を数えた。
5番目のゲストは留学生ではなく、日本の家庭にホームステイしてみたいという、ロシア人の父娘だった。
『えっ!ロシア人が来るの?それも二人?それも父娘??』すずめから聞いてびっくりした。しかも10泊もするというのだ。
『どんな人たちが来るのかなぁ』『ブレジネフ書記長みたいな怖そうな人かなぁ』『毛皮の帽子をかぶっているんだろうか』『朝からウォッカ飲むのかなぁ』
我が家に来るゲストの詳細が送られてきた。確認すると、なんと日本語はもちろん、英語も喋れない。ロシア語オンリーだという。
中国人みたいに漢字も使えない。ロシアの旅行ガイドブックに書かれている単語集や簡単な会話集だけで事に当たるしかない!
やや緊張しながらゲストを迎えに行くと、いらっしゃったのは48歳のA氏と18歳のS嬢だった。A氏はチョット体格のいいおじさん、S嬢は金髪8頭身の美人。どんな人が我が家にゲストで来たのか分かってから、すずめのともだちで『外国人と交流したい』と訪れてくる人が増えた気がする。
美人は万国共通、お得だね!
©Tanu記