120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

ビルinビル

週末、すずめと暑い暑いと言いながら、まだ夏真っ盛りなのに、もう夏のバーゲンで暑くて混雑している梅田に出掛けた。グランフロントビルの南館から北館への渡り廊下?から、うめきた2期地区再開発の様子がよく見えた。

www.asahi.com

この渡り廊下から眺めると、グランフロント北館のビルが梅田スカイビル(空中庭園のあるビルです)に映って見えるが、この景色が好きだ。ちょうど絵の中の絵のように、ちっちゃく収まっているのが良い。

f:id:raccoonhouse:20180802205559p:plain

実はファッションやグッズに全く興味がない狸は、すずめに連れて来られないと、まず一人ではここに来ない。だがたまに来たショッピングの合間にグランフロントビルから眺め下ろす2期工事の様子は、とてもワクワクする。

梅田に大きな緑地公園ができるらしい。NYのセントラルパークみたいに屋外巨大コンサートをやらないかな。

新大阪から新線新駅ができて、なにわ筋新線に接続して関空までつながるらしい。その時に大阪に住んでいるかはわからないけれど、2031年の開業時に狸は70代になっているが、『はるか』に乗って関空から、足取り軽く世界へと旅立ちたいものだ。

©Tanu記

思い出のモーターサイクル〜REBEL

Honda REBEL、今の250・500ではなく233ccのモデルである。すずめがモーターサイクルに復帰するに当たり『軽くて低シート高で扱いやすいエンジン』を要件に探すと、Hondaのモデルではこれが合致。

プレスインフォメーション ホンダREBEL

我が家にあったのは、エンジンの外観から1990〜1993年モデルと思われる。アメリカンスタイルが余り好きではなかったすずめが気にいるようにスペシャルカラーのモデルを、中古車屋を営んでいた友人に探してもらった。

f:id:raccoonhouse:20180801195934p:plain

すずめは『可愛い』と、気に入ってくれた。シート高66cm、車重152kgで、近所の買い物にも出掛けていった。『キャリアもないのに?』と聞くと『バックパックから大根の葉っぱをたなびかせて』乗っていたのだとか。

2気筒エンジンはフラットトルクで乗りやすく、ギクシャクせずにスムースに走れる上に、60km/hを超えると手がしびれてそれ以上速度を出す気にならないという安全対策も施されていた!?

もともとCD125に使われている360度クランクのツインエンジンを目一杯排気量を上げて233ccにしたのだとか。実用エンジンのわりには組み立てクランクだったりして凝った作りだったように記憶している。

すずめが今でも『振動以外はバッチリな可愛いモデルだったなぁ』と懐かしがる隠れた名モデルだと思う。

©Tanu記

思い出のモーターサイクル〜Z50R

栃木県に住んでいて、にゃんことおもちが小学校の中学年になったころに、Hondaのツインリンクもてぎに『親子でバイクを楽しむ会』というのがあるのを知って、子どもたちとモーターサイクル教室に通った話は5月28日に記事にしているが、ちょうどその頃に、このモデルが個人売買で売られているのを見つけた。

f:id:raccoonhouse:20180731210201p:plain

公道モデルではないので走行できるところは限られるが、栃木県はそういったモデルを走らせる場所には困らないところ。また、このZ50Rは日本仕様ではなく海外駐在員が帰国の荷物とともに持ち帰ったもののようだった。

何となく欲しくなり、猫の額くらいの自宅の庭とガレージで走らせて遊んでいたが、こどもたちも中学生になると親公認とはいえ、モーターサイクルに乗るのを避けるようになってきたので、Monkeyが好きな人に譲ってしまった。

今思うとコレクションで持っておいても良かったなぁ。でも置く所がないのは、今も昔も変わらない悩み事である。

©Tanu記

キウイフルーツは好きですか

先日、腸炎になって自宅静養中に腸内環境の改善を調べていた。すると、腸内環境の改善には食物繊維が大切だという。

我が家の食卓は野菜のボリュームが大きく、元から食物繊維が多いと思っていたが、果物にも豊富に含まれていて、アボカドとキウイフルーツに多いらしい。

狸はキウイフルーツが好きだ。果物の中ではアメリカンチェリーと張る。日本で高値で売られ始めた頃から好きだったが、新婚旅行でニュージーランドに行ってからますます好きになった。

当時(約30年前)新婚旅行でニュージーランドに行く物好きは少なく、我々のツアーも色々な旅行社から募集がかかったジョイントツアーで、それでも参加者は催行最少人数の4名だった。そのツアーにキウイフルーツ農園に行くイベントが含まれていて、食べ放題だった。

f:id:raccoonhouse:20180730190334p:plain

そこは日本に輸出している農園で、園主が『今なっている物の方が断然美味しいのに』と残念そうに言うので、訳を尋ねると『日本に輸出するには完熟する前に摘果するし、日本人は硬い果実が好みだと言うので、更に前に輸出するからね』という。

では試食を、となった。園主は皮をむかないでスパッと半分に切ってスプーンを差し出した。今はこのような食べ方をする機会もあるが、当時は皮をむいて輪切りにするのが主流。熟して甘くて手も汚れない、これは良いと感激した。

帰国して早速、熟したものを探したがない。しかし『おつとめ品』棚に『お早くお食べ下さい』とあるのに気づくのに、大して時間はかからなかった。

©Tanu記

ビーカー

我が家にビーカーがある、というかあった。『あった』というのは、先の大阪北部地震で、このビーカーとガラスのコップ1つが倒れて、ヒビが入ってしまったからだ。

f:id:raccoonhouse:20180729203613p:plain

このビーカーは実験室などに普通に見られる50mlのもの。今は同じようなものを買おうと思えば、ネットで数百円で可能だろう。

これが我が家に来た時はそれほど簡単に入手できる時代ではなかったと。いわゆる科学教材屋さんに行けばあったのだろうけど、小学生の狸は存在を知らなかった。

夏休みの小学生とその親御さんが苦労する自由研究で、狸はビーカーを使いたいと思ったのだ。父親に聞いたが入手できそうになかったので、望遠鏡の話で出てきた先生に相談した。すると学校の出入り業者に買えるように話をしてくれた。細かいところは覚えていないが、多分、母が学校にお金を持って行って買ってくれたのだろうと思う。

自由研究の題名は『庭のコケの研究』だったが、その研究の中で何かにビーカーを使ったお陰?で、賞を頂いた。

その後、存在は忘れ去られ、数年前に実家の片付けをしている時に発掘された。すずめが『可愛い』と気に入り、我が家に持ち帰られてコーヒーのミルクの計量に使用(つまりミルクポットとして)されていた。

損害額は微小だが、とてもセンチメンタルな気分になってしまった。

©Tanu記

思い出のモーターサイクル〜(BMW)R1100GS

すずめが西暦2000年のミレニアム記念に大型自動二輪の免許を取得した。もちろん教習所でだが、体格的ハンディがあるのによく取ったものだ。

それで狸も大型モーターサイクルを買おう!となるのだが、一度乗ってみたいと思っていたのが、空冷水平対向ツインのBMWだ。本当はR100RS

www.virginbmw.com

が欲しかったが、中古でも結構なお値段だった。

会社の『売りたし買いたし掲示板』に、R1100GSが出ていたのを見て、何となく見に行った。『でかっ!』というのが第一印象だった。しかし試乗させてもらうと意外に足も着くし、取り回しも良い。それに安価だったので買ってしまった。

f:id:raccoonhouse:20180728204708p:plain

いわゆるオールラウンダーというのだろうか、オフの外観にオンのタイヤ。座り心地抜群のリアシートを外すとスーパーカブも顔負けのキャリア。更に結構風防効果の高いミニカウルとヘルメットが楽々入るパニアケースが両側に付いていて、ロングツーリングが楽だろうなぁ、というモデルだった。

あまり遠くへは行かなかったので性能を使い切ったとは言えないが、フラットトルクで乗りやすいエンジン(思えば初のインジェクション車だった)、パタパタと乾いたBMWの独特の音など、楽しんだ。

にゃんことおもちを、すずめと2台で乗せてミニツーリングに出かけると、いつもこのリアシートが取り合いになった。

BMWも、また乗ってみたいモーターサイクルメーカーだ。

©Tanu記

8耐と台風

台風12号が何やら怪しい動きだ。半日大会が延期になったり、この週末のイベント主催者はさぞや気をもんでいるだろう。

f:id:raccoonhouse:20180727205025p:plain

今週末に鈴鹿で行われる8耐レースに影響しそうだ。台風が直撃しても、世界大会の鈴鹿8時間耐久レースは中止や延期にはできない。狸の記憶に残るのは、台風が直撃した1982年(第5回大会)だ。

f:id:raccoonhouse:20180727205527p:plain

8時間耐久が台風の影響で6時間になって、更に海外の有力チームが出場を辞退したり転倒して戦力外になったりして超波乱のレース運びとなったが、その大会を制したのがHondaの開発ライダー2名で構成された社内チームの、ブルーヘルメットNSCだった。

天候を味方につけたとか、優勝候補が抜けたからとか、色々言われた。狸は、もちろん彼らは正々堂々参加して勝ったのだし、何しろ企業内の日本人開発ライダーが、世界選手権で優勝したので大変興奮したものだ。しかも8耐初の日本人優勝ライダーだったし。雨だろうが氷点下だろうが走らなければならない開発ライダーの強さが出たんだろうと思っている。

12号は決勝のちょっと前に通り過ぎそうだが、今年の優勝チームはどこになるだろうか。目が離せない。大阪は風雨強いだろうから、家にこもって8耐見るか。

©Tanu記