メルカリの調査によると『日本の家庭に眠る製品の価値』は44兆円になるそうな。
狸の家にも先代から残された骨董品(というか、ただ古いだけの物も)がたくさんある。
自分自身も物の始末を考えないといけない歳になってきて、すずめに手伝ってもらいながら少しづつではあるが減らしていっている。
狸は、あまり有料で売り出す気にはならない。元々古いもので完動するか分からないものもあるし傷が入っていたりもする。
適正価格を調べたり、メールでの商談連絡や値引き交渉、荷造り発送に時間を割くのも億劫だ。
そんな訳で、フリマアプリは、現在のところ使用していない。メルカリのアカウントは取得しているのだが。
狸は、例えば古書なら古書店に持って行き、小さい家具や雑貨や衣類はセカンドストリートなどへ。
値段がつかなかったらジモティーで無料で引き取りに来てくれる人を探し、更に海外支援やバザーに聞いてみる。
それでも駄目ならゴミ袋行きだ。
こんな手順を踏むので随分時間がかかってしまう。
愛知県蒲郡市は清掃工場に粗大ごみとして持ち込まれた不用品を、メルカリと組んで販売する国内初の取り組みを始めたそうだ。
市の財政の足しにしているのかと思いきや、市民にリユースの意識を根付かせ、ごみを減らすのが狙いだそうだ。
蒲郡市のごみ排出量は1127g/人・日で、愛知県平均(895g)を上回り県内で4番目に多い自治体なのだとか。
メルカリの使い方にも色々有るようだ。
狸もグズグズ言ってないで挑戦するかなぁ。
©Tanu記