今回の6畳間の畳部分の大きさは256×327cm。昨年施工した6畳間は256×335cmだったので同じ6畳間だが微妙に大きさが違う。発注前にきちんと測っておかないといけない。
タイルの大きさは50cm□なので、短方向5枚・長方向6.5枚で丁度よい。タイルは天然木だから湿度が高くなると幅方向に膨らむので、あまりキッチリ詰め込むと梅雨時にタイルが膨らんで盛り上がってしまう。その分見込んで少し余裕を持っておく。これでも少し盛り上がってしまうかもしれない。
膨らむ影響を少なくするために、タイルは縦方向のタイルと横方向のタイルを交互に置く、いわゆる『市松貼り』をする。
まずは畳の上の家具荷物を片付ける。すずめが早起きしてやってくれていた。
続いて畳の表皮を剥いでいく。マンション用の畳はスタイルボードと吸音ボードが芯になっている。畳よりは音が響きやすいと思うので芯はそのまま下材に転用して、階下への騒音を防ぐ。
狸の部屋は畳の下に防湿の為か?ビニールが敷いてあったが、ホコリもひどいので廃棄処分にした。畳を移動して床の掃除をする(主担当:すずめ)。廃棄物は市指定のゴミ袋2袋分だった。
畳は大きさが違うものがあるので、どの畳がどこに置いてあったか分かるようにマーキングしておく。
次は半分の大きさのタイルを作って、敷き始めよう。
©Tanu記