120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

窓のない窓側席

所要で東京へ行った帰りの便で。

予定より少し早く空港に着いた。チェックイン端末で見てみると35分後に出発する、一つ前の便に、まだ空席があった。

無料で便の変更が可能なチケットだったので、早く帰りたいし、羽田空港で食べようと思っていた夕食を伊丹空港で食べることにして空きシートを検索した。

平時の狸の好みは窓側か通路側が絶対条件だ。すると、かなり後ろの方の席か、前の方の窓のない席が条件に合致する。

夜間飛行で、しかも全行程雲の中か上。と言うことで窓のない窓側席にした。

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シートマップの8K席。機体写真だと非常口の少し前だ。この席の後ろには衝立というか壁が有って、そこにCAさんの離着陸時の席がある場所だった。

飛行中は外が見えないのは当たり前だが、後ろを気にせずリクライニングできたり、飲み物サービス時にシートバックがガタガタされないのが良い。

さらに2面(横と後ろ)を壁に囲まれているので、今回のように疲れているときは居眠りがしやすくて良かった。

面白い?のは、チケットが『窓側(Window)』だったこと。『壁側(Wall)』じゃないんだねぇ。

でも、やはり窓が有って外が眺められたほうが良いなぁ、たとえ雲で下界が見えなくても。

©Tanu記

安全ビデオ

先日、所用で飛行機に乗った。

何年ぶりかな、すごく久しぶりにANAに乗った。機体は少し小ぶりなA320だった。

搭乗して席に座って、しばらくすると安全ビデオ映像が流れ始めた。

どこの航空会社でも伝えたい内容は同じなので、何十回も観ているから、さすがに今までは窓の外をぼんやり眺めたり、機内誌を読んでいたりするが、席は窓側じゃなかったし、機内誌は装備されていなかった。

そんなわけで何となく安全ビデオ映像を観ていたのだけど、妙にツボにハマって見入ってしまった。

隣の席で早くも居眠りを始めていた、すずめを起こして観るのを勧めたくらいだ。

面白かったのは、もちろん内容ではなくて構成だった。

https://youtu.be/T0Zkey8LMHU

実際に観ていただくのが一番だと思うけど、歌舞伎調なのが面白かった。

流れ始めたのは2018年12月からと言うことで、外国人観光客にも配慮したのだと思う。

少なくとも狸が真面目に安全ビデオ映像を観るのには効果があったようだ。

©︎Tanu記

ツクツクボウシの声

お盆休みに入った。

団子三兄弟(古いなぁ)台風がやってきている時に、すずめと服部緑地公園を散歩していた。

昼間だったので木陰を選んで歩いていたが、それでも結構暑いうえに、クマゼミアブラゼミニイニイゼミの大合唱で耳が痛いくらいだ。

その中でツクツクボウシが鳴いていた。もちろん今年は初めて聞いたし、最近その声を耳にしていなかった。

昨年も殆ど聞いていない気がするので随分久しぶりの再会?だ。

狸がこどものころは夏休みの終わりが近づくと鳴き始める蝉なので、その声が聞こえると残念な気分になったものだった。

それに、数は少ないがミンミンゼミやヒグラシの声も、狸がこどものころは、どこからともなく聞こえていたが、今年はどちらの声も聞いていない気もする。

分布が随分変わったのだろうか。池田の五月山箕面勝尾寺の方へ行くといると思うのだが、この辺(豊中市北部)からは姿を消した?

太平洋高気圧が下がっていって、気持ちのいい天気が続くようになると、またモーターサイクルでちょこっと出かけたくなるんだろうな。

まだチョット早いか。

©Tanu記

花茶

先日、すずめが実家の掃除をしていて面白いものを発見(発掘?)してきた。

なんと2005年製のジャスミン茶。

それは普通の茶葉ではなく土産物の花茶だった。『水中花籠』と呼ばれる工芸茶で、義母さんが中国に旅行したときの、お土産ものらしい。

説明によればジャスミン茶がベースの工芸茶(手作り)で、お湯に入れると毬のような状態から周りの茶葉が花のように開いてゆき、中から金盞花・千日紅・ジャスミンの花が出てくる。

かつてどこかでこのお茶を眺めた覚えがあるのだが、いつどこでだったかは忘れてしまった。

味だけでなく眺めても楽しめる綺麗なお茶で、開いた茶葉を横から見ると花束のようになる。茶葉の動きの見える耐熱性のガラス茶器で淹れるのが、お薦めだ。

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狸家には専用のガラスポットは無いのでフレンチプレス容器で淹れてみると、花が広がる様子はよく見えたが、残念ながら鮮やかな色合は出なかった。

ググると開いた写真があったので、興味のある方はそちらを。

16年前製造のお茶を恐る恐る飲んでみると、色はまぁお茶の色だったが、ジャスミンの香りはほとんど無くて渋〜いお茶だった。

新しい茶葉のものは、どんなお茶なんだろうか。たくさん売られているし通販で買って試飲してみるかな。

©Tanu記

スーパーのカゴとカート

昔の旅行の写真を見ていて思い出した。

スーパーに買物に行くとプラスチックのカゴと、それを載せて(こども用椅子付きのものもあるね)歩くカートがある。

日本ならどこのスーパーに行っても、ほぼ間違いなく両方とも置いてある(COSTCOはカートだけだけど、買う量が違うか)。

海外でもカゴが無い所(アメリカの巨大スーパーとか)は有ったけど、カートは大抵置いてあった。

ところがFinlandだけ様子が違っていた。狸のプロフィールにもなっているこの写真。

また、家族で訪れたFinlandの極北の街のスーパーでも、

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これだった。キャリーに大きさは大きめの洗濯カゴくらいのものが着いたような構造でで結構たくさん入る。

カゴが壊れたらカゴだけ取り替えられるような構造だった

北欧地方のスタンダードなのかと思ったが、スウェーデンアイスランドでは見かけなかった。どうもFinlandのオリジナルのようだ。

これがなかなか便利だと思うのだが。業務スーパーみたいに通路も狭い店ではカートのすれちがいも骨が折れるが、これなら人が通れれば大丈夫。

難点はたくさん買いすぎた時にレジに持ち上げるのが重いと言うことかな。

日本でも試験的に導入する店はないのかな。カートを置くスペースがなくせると思うのだけど。

©Tanu記

土用の丑の日

7月28日(水)は土用丑の日だった。

土用の丑の日 - Wikipedia

狸は鰻が好物だが国内産鰻がバカみたいに高くなって、さらにひょっとすると絶滅危惧種になるかも知れないと言われ始めたときから、食べるのは年に一度くらいになった。

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今年は仕事帰りに、すずめと『やよい軒』で。コスパの良い、うな重だった。

外で食べて美味しいなぁ、と思ったのは、まずは名古屋熱田の蓬莱軒だろう。ここの、ひつまぶしは美味しくて忘れられないなぁ。今行くと、どうだろうか。残さず食べきれるかな?

栃木に居た時に、宇都宮市役所の近くに美味しい鰻屋があったが、今はどうなっているだろう。益子にも美味しい鰻屋があったけど温泉を掘り当てたとか聞いたな。

狸はいつから鰻が好きになったのかと思い出すと、小学生低学年の頃に初めて『鰻の蒲焼き』なるものを食べて感動した。

それからも時々食べたいと思ったが、当時でも高いものだったようで、コドモの口には中々届かなかった。

12歳の誕生日に母が『なにかご馳走を作ってあげよう』と言った。狸は『(いつも切り身になっているので)鰻が一匹入った、うな丼が食べたい』と答えた。

うな重』でなく『うな丼』というあたりがコドモだった。

誕生日当日の夕食に丼に入った鰻が出てきた。急いで蓋を外すと中には鰻が半分入っていた。少しがっかりした。

それでも切り身ではなかったので喜んで食べていると、ご飯が半分になった時に、もう半分が出てきた。

1匹丸々は丼に入らないので母が2重に入れていたのだった。

これは嬉しかったなぁ。

©Tanu記

あやしい絵展

すずめと話題の『あやしい絵展』を見に行ってきた。

開催場所は大阪歴史博物館で、8月15日までの特別展示だ。

www.mus-his.city.osaka.jp

蔓延防止措置が出ているので出かけるのを遠慮していたが、夏休みが始まり混雑し始めるのでは、と急いで出かけてきた。

日本画家の『退廃的、妖艶、グロテスク、エロティック』の作品を、そのように定義しての開催のようだった。

狸は妖艶については割と平気だが、すずめは怖いもの見たさ的な様子での入場。

ちなみにJAF会員の皆さんは特別展1500円のところ、会員含め5人まで1350円で入場可能。会員証を持っていこう。

土曜日の11時前ごろに入場したが既に会場内は三密状態だった。休日の午後からは更に混雑して入場制限が出ることも有るほどの人気らしい。

入場して感じたのは女性客が多いこと。怖いもの見たさで来る人が多いのだろうか。

狸としてはそれほど『あやしさ』を感じなかった。洋画と違って日本画家の感じは、いろいろなところで見聞きしているからかも知れない。楳図かずお、や、手塚治虫は、結構あやしい感じがするのだが。

変な比較で申し訳ないのだが、以前、京都で見た『木梨憲武展』の方が、よほど『あやしさ』を感じたなぁ。

©Tanu記