先日、すずめが実家の掃除をしていて面白いものを発見(発掘?)してきた。
なんと2005年製のジャスミン茶。
それは普通の茶葉ではなく土産物の花茶だった。『水中花籠』と呼ばれる工芸茶で、義母さんが中国に旅行したときの、お土産ものらしい。
説明によればジャスミン茶がベースの工芸茶(手作り)で、お湯に入れると毬のような状態から周りの茶葉が花のように開いてゆき、中から金盞花・千日紅・ジャスミンの花が出てくる。
かつてどこかでこのお茶を眺めた覚えがあるのだが、いつどこでだったかは忘れてしまった。
味だけでなく眺めても楽しめる綺麗なお茶で、開いた茶葉を横から見ると花束のようになる。茶葉の動きの見える耐熱性のガラス茶器で淹れるのが、お薦めだ。
狸家には専用のガラスポットは無いのでフレンチプレス容器で淹れてみると、花が広がる様子はよく見えたが、残念ながら鮮やかな色合は出なかった。
ググると開いた写真があったので、興味のある方はそちらを。
16年前製造のお茶を恐る恐る飲んでみると、色はまぁお茶の色だったが、ジャスミンの香りはほとんど無くて渋〜いお茶だった。
新しい茶葉のものは、どんなお茶なんだろうか。たくさん売られているし通販で買って試飲してみるかな。
©Tanu記