名古屋へ行ってきた。
仕事の後、友人と夕食。
鶴舞公園の話が出たときに『ああ、つるま公園ね。つるまいでも、つるまでも、どちらでも良いけど』と言う。
本当は、どちらなのか?調べてみた。
この『鶴舞』は『つるま」なのか『つるまい』なのか友人のような名古屋在住の人も決めかねているようだ。
狸が乗った名古屋市営地下鉄の路線名と駅名(JRも)は『つるまい』とアナウンスされていた。
しかし『つるまい』駅の真ん前の公園は『つるま公園』と言う。
すずめが興味を示している公園の中にある図書館は『つるま中央図書館』だ。
すぐ近くにある小学校名も『つるま小学校』だった。
この混在の原因は『鶴舞』を『鶴が舞う』という漢字で読むことにあるという。
鶴舞公園ができたのは明治42年のことで、『鶴舞』という名前はそこに以前からあった『ツルマ』という場所に充てた字なのだとか。
『ツル』は『水が流れる所』で『マ』は『間』を意味しているそうだ。
ところが、ほぼ同じ時期にできた町名は『鶴舞(つるまい)』とした。
ということで元はと言えば『つるま』という呼び名のほうが正しいらしい。
字から見ると『つるま』より『つるまい』の方が呼びやすいけどね。
©Tanu記