4月10日から、阪急電鉄系の阪急文化財団の逸翁(いつおう)美術館で1970〜80年代の阪急沿線風景を紹介する特別展示『阪急沿線メモリーズ 懐かしき1970〜80年代の世界』が開催されている(6月20日まで)。
http://www.hankyu-bunka.or.jp/itsuo-museum/exhibition/2620/
展示物は写真に撮れないので紹介できないが、中に一つだけ写真撮影OKのものがあった。じつはこれが見たくて出かけたのだった。
狸世代の方ならご存じの方もいると思う。
1984年3月で廃止になった阪急神戸線西宮北口駅の通称『ダイヤモンドクロス』だ。高速走行を前提とする路線同士が平面交差するものとしては日本唯一のものだったという。
神戸本線と今津線の運行上のネックだったが、神戸本線10両編成化が不可避となって今津線側を分断してダイヤモンドクロスは消滅したのだ。
独特のジョイント音を響かせながら電車が通るのを覚えている。
熱心な鉄道ファンが当時の様子をYou Tubeにupしていて驚かされる。一般人が手軽にビデオを取れるようになったかどうかの時代のことである。
皆さんも逸翁美術館を訪れてみてはいかがだろうか。
©Tanu記