10番目のゲストのロシア人教授は10日間の我が家ステイは楽しかったのだろうか。その後お礼の手紙が来たのをみると、十分楽しんでくれたようだった。
続いてその3月に11番目の留学生が来ることになった。
ロシアの長いステイのあとに来るのは、今回も弱冠20歳のマレーシア人だった。I君だ。I君もマレーシアの高校を卒業後に、2年間マレーシア国立の日本語学校で学んだ後、日本の大学に留学するために来日してきた。
ロシア人の後にマレーシアの若者が来ると、なぜだかホットしたのを覚えている。ただし別に好き嫌いはないよ。
彼も来日後に大学に入る前のオリエンテーションプログラムの、日本の家庭に1泊のステイする体験に応募したという。
また彼は我が家から近い国立大学に留学が決まったので、入学後も学生寮に遊びに行ったり、ゴールデンウィークには学生寮からわざわざ遊びに来てくれたりもした。
大学の工学部に進学が決まっていたI君も、栃木県立の科学館に連れて行くことにした。F君のときと同様に少しこども向けかなぁ、と思ったがI君も楽しんでくれたようだった。
その後専門課程になると忙しくなって行き来が途絶えてしまった。今はどうしているだろうか。
©Tanu記