古新聞になってしまったが10月の終わり、東京モーターショウのついでに、おもちの家に泊めてもらって、翌日浅草までブラブラ歩いた。
栃木に住んでいて、おもちが中学生くらいのころに、なぜだったか忘れたが浅草に行って浅草寺の仲見世通りを歩いたことがあった。それ以来だから十数年振りになる。
まずは甘味から。雷門の5分ほど手前に『浅草あんぱん・クラージュ』がある。
浅草あんぱんは、1個250円で四角くサイコロみたいな形。こしあんとつぶあんがあり、どちらも生クリームが入っていて外側の生地はわりとしっかりした固めの皮で中はフワッとしている。
ただ生クリームが結構多くて、狸は『美味しいけど、これ以上無理』みたいな感じになった。残念。
仲見世通りを歩く時間はなかったが、観光客向けの人力車と外国人観光客の多さに驚いた。前に来たときとは随分雰囲気が違っていた。
都営地下鉄浅草線で羽田空港まで直行なので、浅草駅に行くべく雷門前から南下した隅田川沿いに眺めの良いカフェ『ムルソー』があった。
台風の大雨の影響か茶色くなった隅田川とアサヒビールの本社を眺めながらのティータイムは、なかなかリラックスできた。
眺めが良い以外は、ごく普通のカフェだった。
すずめが『一度はとバスに乗って観光したいね』と。本当にそのとおりだ。関東に23年住んでいたが殆ど知らないのだから。
©Tanu記