120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

散髪をする

散髪をした。

『行った』ではないのは自分でカットするからだ。カットの心得があるとか特にオシャレなわけでもない。

というか狸はファッションには全く無関心・無頓着で、すずめにはいつも笑われている。『あなたは洗濯されてきれいになった服があれば十分なのね』と。

まぁ、その通りである。

小さい頃から床屋は苦手だった。じっと座っているのと話しかけてくる床屋のオヤジの相手をするのが重荷なのだ。

小学生の頃は近所にキャラメルをくれる床屋があり、そこに通っていた。

中学の時は校則があったから仕方なく月に一度は床屋に行っていた。

高校は校則が無かったので、伸び放題に伸ばして、ついに担任の教師に『保護者に来てもらおうか』と言われてからようやく床屋に行く有様。学生時代も同じような感じで。

就職すると少しはさっぱりした頭にしてきたが、そのうち頭が父に似てきた。父は馴染みの床屋で『(髪の量は他人の)半分なのに料金が同じとは割高だ(^o^)』と言って『その大切な髪を細心の注意を払ってカットするんだから(他人の)倍頂いても安いくらいですよ(^^)』と返されたような頭だった。

そこで、にゃんことおもちが幼稚園に通い始めた頃に五分刈りにしてしまった。そして大阪に移動してきた12年前にバリカンを買ったのだ。

五分刈りだから庭の芝刈りよりも簡単だ。1万円くらいと少し奮発した物だったが、床屋3回分くらいで元が取れた。その後数え切れないくらい使っているから、金の玉子を産む鶏並みだ。

何と言っても床屋に行かなくて済むのが一番だ。

©Tanu記