120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

工具は一生モノを

自分で言うのも何だが、狸は動くもの機械ものが好きである。また、モーターサイクルやクルマは簡単な整備は自分でやりたい派なので、整備の機会に工具を少しづつ買っては増やしてきた。狸の父は、大工道具で素人は使わないだろう、という工具もたくさん持っていたので、多少は親譲りのところもある。

学生時代に『ラチェットレンチ』なる便利な工具があるのを知って欲しくなり、近所のディスカウントショップで999円のセットを買って喜んで使っていた。

メーカーに就職し販売の実習をしていたときに、たまたま顧客に有名ブランド工具メーカーの代理店の方がおられ、また同時期に、先輩でクルマのメカニックの方から『安物の工具を使っていると、車の方を痛めるから高くても良い工具に買い換えろ。一生持つから』とアドバイス?ももらっていた。

そこで新入社員の薄給には辛かったが、清水の舞台から飛び下りる気持ちで(大袈裟かな)その代理店から購入した。

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KTCのラチェットセット。今は廃品種になっているようだ。当時の定価は3万円くらいだったかな。それから30年以上、狸軒下ガレージの重要なツールとなっている。

この工具には逸話も有る。クルマいじりをしていたら『可愛くて可愛くて』というつぶやきが聞こえるので、何のことやらと見に行くと、幼少のにゃんこがソケットをなでながらつぶやいていたのだった。狸から何か譲られてしまったようだ。

©Tanu記