立春になったけれど冬本番。
まさに『春は名のみの』だ。
すずめはカイロを使う。狸は、ほとんど使わない。
カイロの中身は鉄が主成分。酸化するときの反応熱を熱源として利用している。
使い終わったカイロは燃えるゴミで捨ててしまうが実は、リサイクルされて池や海などの水質浄化に一役買うことができるという記事を読んだ。
カイロに含まれている二価鉄イオン(Fe2+)を加工して、キューブ状にしたものを池などに入れると、硫化水素などの汚染物質を吸着して水質改善ができるらしい。
東京海洋大学の水圏環境教育学研究室によると、使い捨てカイロの中身を東京湾のヘドロの中に沈めて海を浄化しようという活動が、東京都港区で行われているという。
鉄イオンでヘドロが減るとは知らなかった。
すずめも、それほど大量にカイロを使うわけではないが、何かのついでに集めて送っても良いかもしれない。
リサイクルポストが設置されている場所もあるようだ。
お近くの方はどうぞ。
©Tanu記