ゴールデンウイーク中に遠方の旧友たちに会いに行った。
前会あってから、程なく新型コロナ自粛期間が始まったので、3年ぶりの再会だ。
皆さん(奥様方も含め)が急に老け込んだりしていないか心配したが、さほど変化していなくて安心した。
我々の歳になると見かけの急な変化は病気や生活の激変などの良くない兆候だ。
いやぁ、すずめと狸は若さを保っている!?なぁ、と自画自賛することしきりだ。
泊りがけで行ったのだが、予約したホテルの部屋に入って、お茶でも飲もうかと思ったとき『何かこのテーブル見たことあるね!?』と気づいた。
高級ではないそのホテル、地方都市だからか部屋は広い。そうは言っても少し大きすぎるサイズのテーブルが部屋にあった。
それが、このガラステーブルだ。
狸家にも実家からもらった物がTV前にドンと置いてあるが、それと全く同じ。
色もメーカーも大きさも、そして、たぶん相当古い。恐らくモデルも同じだろう。
大勢の人が触って、あちこち塗装が剥げているが、それがこのガラステーブルの年季を表している。
広島のマルニ木工というメーカーのものだが、あまり見かけない。
それが、こんな所に有るとは。
ホテルの部屋でも旧友に有ったような気がした。
©Tanu記