120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

ひのとりに乗る

すずめと名古屋まで出かけた。新幹線の倍の時間がかかる近鉄特急『ひのとり』で。

往路(難波〜名古屋)はレギュラーシートで、復路(名古屋〜難波)はプレミアムシートに乗ってみた。

結論から言うと旅行で名古屋まで行くならば『ひのとり』はアリ!である(出張なら新幹線をオススメする)。

マイナス点は時間がかかるところ。しかし、これも長所になり得たのだった。

最高時速は130kmで新幹線の半分だが、その分高架でないところでも騒音防止壁が無かったり、有っても高さは控えめ。結果、景色がよく見えるし、スピードも速すぎないので目が疲れない(狸の年代では結構ポイントが高かったりする)。ずっと見ていたわけではないが巡航時速は120kmくらいだった。

プラス点は、静か、シートが良い、揺れない、車内Wi-Fiがある。

シートはレギュラーもプレミアムもシェルシートで後ろの人に気兼ねしなくていい。もちろん回転対座も可能だ。レギュラーシートも4列で新幹線より余裕がある。

プレミアムシートは3列で、電動リクライニング、オットマンやシートヒーター、読書ライト付きの革シート。航空機のエコノミープラスか一昔前のビジネスクラスくらいの感じで『あれっ? シートベルトは?』ってなるよ、きっと皆さんも。

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大げさだが『2時間ほど飛行機に乗って旅行した』そんな気分になれたのだった。

メカ的にはどうかな? それはまた次回で。

©Tanu記

ひのとり

すずめと名古屋まで出かけた。

すずめが珍しく興味を示したこともあって、以前からチョット気になっていた近鉄特急『ひのとり』に乗って行くことにした。

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幼稚園時代に堺に住んでいた狸は、大阪から名古屋の祖母のところに行くときは、近鉄の2階建て特急のビスタカーに憧れたものだった。

今は北摂に住んでいるので名古屋に行くなら新幹線と、ほぼ決まっている。家から名古屋駅に降り立つまで1時間半以下だから『移動』という意味では新幹線が最適解だ。通勤電車並みに本数が有って、よほどでなければ座れる自由席では5940円。

『ひのとり』は所要時間は大阪難波から名古屋まで最速便で2時間5分。家から名古屋まで3時間くらいと新幹線の倍の時間がかかる。

全席指定で運賃は大阪難波から近鉄名古屋までの4540円(近鉄特急料金1930円を含む)に加えてレギュラー車両で200円、よりラグジャリーなプレミアム車両は900円が必要だ。

大阪メトロの、なんばと新大阪までの料金の差は120円。『ひのとり』のプレミアム車両で名古屋まで行くと新幹線(自由席)との差は580円だ。

はたして、わざわざ2倍の時間を掛けて『ひのとり』に乗った甲斐はあったのか? 次回の記事で掘り下げようと思う。

©Tanu記

リニモ車内は、お化粧禁止?

先日、Linimo(リニモ)(愛知高速交通株式会社 東部丘陵線)に乗った。

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愛・地球博のときはクルマで訪れたので、たぶん初めて乗ったのではなかろうか。乗った目的はトヨタ博物館を訪れるためだった。それはいずれ記事にするとして。

名古屋市営地下鉄東山線藤が丘駅で乗り換えてスルスルと出発する。感じとしては関西空港内の連絡シャトルに似ているが乗り心地は格段に上だ。

平日の昼間だったので車内は空いていたし、車輪が付いていない(非常用のものは有るが通常は浮上している)ので静かである。

始発駅を出てしばらくすると車内アナウンスが流れた。どこの地下鉄などでも聞くことのできる一般的な諸注意だったが、その中に他のどこの鉄道でも聞いたことがなかった『車内での化粧などの行為は…』が含まれていて驚いた。

大阪メトロ御堂筋線のような常時混雑する車内でも、ときどき化粧をしている人を見かけるが禁止アナウンスは流れない。

よほど化粧する人が多かったのか苦情が多かったのか…。

所変わればだが、帰路の電車のアナウンスでは流れなかった。少々控えめに、始発駅を出たときだけに限って流しているのだろうか?

空耳ではなかったと思うけど。

©Tanu記

気を使わない買い物

仕事から帰宅すると、すずめが梅田界隈で『あちこち見て歩いて掘り出し物を買うことができた』と、嬉しそうに話してくれた。

『どこで何を買えたの?』『〇〇の店でこれが有って、バーゲンブックで洋書の絵本があって…』ふんふん、よく聞くと、つい2,3日前に一緒にブラついたあたりの店じゃないか。あのとき買えば持ってあげられたし良かったのに。

すずめ曰く『狸と行くと気を使ってじっくり見れないから』。

確かに狸は散歩は好きだが、店の中を舐め回すがごとくブラブラ歩くのは、腰も痛いし最近は置かれている品物や書架の本にピントが合わないので、好きではない。

しかし、すずめと歩くときはかなり時間と気を使って、のんびり品物を眺められるようにしているつもりだが、それでもなお時間が足りないとは恐ろしい。

すずめがよく行く店は、狸の頭の中の地図に書き込まれていて、寄り道をしても最短時間でガイドができるくらいだ。

まぁ狸も、すずめが助手席に乗っているときや、タンデムやペア走行をしているときは楽しいが気を使うので、一人で走るのが良いこともある。

一緒に出かけるのはもちろん楽しいし、たまには一人で出かけるのも悪くない。まぁ、そんなところだろうか。

©Tanu記

 

狸、地下鉄で通勤する

先日の出社の日に、いつもは大阪メトロ御堂筋線新大阪駅で、おおさか東線に乗り換えのために降りているが、その先の様子はどうだろうかと梅田駅まで乗ってみることにした。

乗車したのは6時台の列車なので、まだオフピークの時間だと思う。北大阪急行内(江坂駅)までは立っている人もまばらな様子だが、江坂駅・東三国駅で一気に乗客が増えて新大阪駅に着く頃には乗車率100%近いのではないだろうか。

何とか立っていて隣の人と方が触れ合わない程度の混雑で、大阪メトロと北大阪急行の調査にほぼ近い感じの混雑状況だった。

https://subway.osakametro.co.jp/news/library/om_konzatsujyoukyou/20201021/20201021_R1.pdf

梅田駅で降りて東梅田駅に移動する。梅田駅南口を出たところの地下広場(狸が中坊の頃は”人民広場”と呼んでいたが)は工事中。かなり広い面積が囲われていて東梅田方面にまっすぐ進めない。もっと混雑する時間は人が溢れているんだろうな。

大阪メトロ谷町線北行は空いていて座ることができる。

この時間なら流石の御堂筋線に乗っていけそうだが梅田駅の混雑が深刻だな。次回は心斎橋駅まで乗ってみようか。

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旅行社のNさん

時々お世話になっている(いた)旅行社がある。

1970年代初頭に創立して、もうすぐ50年。規模は小さいみたいだが業界では中堅と言ったところだろうか。ヨーロッパの個人手配旅行が得意な旅行社だと聞いた。

2017年に初めてアイスランドに行った。フィンランドから一度乗ってみたかった国際航路でスウェーデンに渡り、そこからアイスランドへ行った。

その時に初めてその旅行社の担当Nさんに色々相談し、日程と予算も色々工夫をしてもらい北欧歴訪の旅を実現することができた。

初めて行ったアイスランド雄大さが忘れられず、また、リングロードをドライブしたいという新たな目標もできて、2018年に2度目のアイスランド旅行の相談に乗ってもらったのもNさんだった。

昨年のロシアはエミレーツ航空のドバイ経由便に乗ってみたかったので、別の格安ツアーで行った。

今年はドイツ車ミュージアム歴訪に行こうと思っていたのに、新型コロナウイルスの影響で行けなくなった。

GotoキャンペーンでNさんから『国内旅行も扱うことになった』とメールを頂いていたので、名古屋のトヨタ博物館行きツアーを組んでもらって、もうすぐ行こう、というときにNさんから退職のお知らせが来た。

会社のホームページに乗っているNさんの似顔絵は30代くらいかなぁ。旅行業界に見切りをつけて転職するのだろうか。新型コロナウイルスの影響が及んでいるのだなぁ。

次の職場でも活躍して欲しいと願う。Nさん、お世話になりました。

©Tanu記

同僚のOさん

同僚にOさん、という人がいる。

狸よりも少し歳上で、通常は首都圏の事業所に在籍してして、所属部課は違うのだが年に数回ほど外出の仕事でご一緒する、そんな付き合いだ。温厚・にこやかで大黒様のような人である。

Oさんが来年の1月末で退職することになった。狸の会社は60歳以降は半年ごとに自分で辞める時期を決められるのだが満了の65歳を前に退職される。

Oさんは野球が好きで特に広島カープの大ファンだ。埼玉県出身で広島県には特段のゆかりはないOさんだが、出張してくると狸の職場にいる広島出身の若者と広島球団について熱く語り、呑み明かしたりしている。

シーズン開幕前のキャンプや紅白戦も観に行く熱の入れようだ。

以前、退職後はどうするのかな、と聞いてみたら『広島に移住する』と言っていた。広島ファンですからねぇ、と笑い飛ばしていた。

そのOさんが、最近ちょくちょく広島に行っているので『住むところ探しですか?』と聞いてみたら、既に2つくらいの物件に絞っているのだという。

退職後の趣味のために移住してしまうという話を、小説のように耳にするが、本当にしてしまう人を見たのはOさんが初めてだ。

そこまで打ち込めるものが有るのは幸せだとも思う。

©Tanu記