すずめと名古屋まで出かけた。新幹線の倍の時間がかかる近鉄特急『ひのとり』で。
往路(難波〜名古屋)はレギュラーシートで、復路(名古屋〜難波)はプレミアムシートに乗ってみた。
結論から言うと旅行で名古屋まで行くならば『ひのとり』はアリ!である(出張なら新幹線をオススメする)。
マイナス点は時間がかかるところ。しかし、これも長所になり得たのだった。
最高時速は130kmで新幹線の半分だが、その分高架でないところでも騒音防止壁が無かったり、有っても高さは控えめ。結果、景色がよく見えるし、スピードも速すぎないので目が疲れない(狸の年代では結構ポイントが高かったりする)。ずっと見ていたわけではないが巡航時速は120kmくらいだった。
プラス点は、静か、シートが良い、揺れない、車内Wi-Fiがある。
シートはレギュラーもプレミアムもシェルシートで後ろの人に気兼ねしなくていい。もちろん回転対座も可能だ。レギュラーシートも4列で新幹線より余裕がある。
プレミアムシートは3列で、電動リクライニング、オットマンやシートヒーター、読書ライト付きの革シート。航空機のエコノミープラスか一昔前のビジネスクラスくらいの感じで『あれっ? シートベルトは?』ってなるよ、きっと皆さんも。
大げさだが『2時間ほど飛行機に乗って旅行した』そんな気分になれたのだった。
メカ的にはどうかな? それはまた次回で。
©Tanu記