ついに狸も一山当てたか?そんな訳ではないのだ。
ゴールデンウイーク期間に名古屋市の『なごや堀川クルーズ』に揺られてきた。
名古屋市のほぼ中心部を南北に流れている堀川は、1610年名古屋築城の際にあわせて福島正則によって開削された。
言わば、お堀の放水路だ。
自然の川と違って源流を持たないので汚れやすいが、江戸時代までは泳いで、釣った魚は食べられる清流だったらしい。
それが産業の発達とともに汚れ、いわゆる高度経済成長時代は鼻を摘まないといけないような汚れた川になった。
その後水質改善が進んできた。
全く臭わないかというと、そんなことはないが(少し臭う)、それほど気にするモノでもない。
乗ったのはゴールデンウイークで、朝から雨がふり気温も低めだったことも影響するだろう。
夏の暑い時に乗ったらどうか分からない。
予約した便は雨天で欠航。しかし思ったよりも空いていて(なんと貸し切り)午後の便に乗ることができた。
胴の長い船に60馬力の船外機。プラスチック製のサイコロ状の席が20ほど。
20分間のクルーズ途中に7つの橋の下を通る。ガイドさんも同乗する。700円は良い感じ。
都会のビルを後ろ側から見るのは中々興味深い。
夜はライトアップもされるそうだが、最終便が5時半なので暗くなってから乗るには冬にならないと。
夏は夜も運行されるのかな?
©Tanu記