大阪の北部に妙見山と言う山がある。全国各地に同じ名前の山があるが、その昔は『北のほう』の事を妙見と言っていたらしいので、『大阪の北のほう』にあるのでこの名前が付いたのかもしれない。
狸がまだ高校生のときから、星を見たり、アマチュア無線の移動運用をすると言うとこの山だった。理由は山頂にお寺があり、少ないながら路線バスが通っており、能勢電鉄・バス・ケーブル・リフトと乗り継いで上がってくることもできた。また山頂は広い駐車場になっていてお手洗いもある。雨が降ってもしのげるバスの待合所があった。昔は夜中に走り回る車もいなかった。高校生が夜中活動していても何ら問題がなかったのだ。近頃は、星を見る事も少なくなりがちで、アマチュア無線もご無沙汰になってい久しいが、クルマやモーターサイクルで『のんびり走りに行きたいな』という時に訪れている。
地図中の灰色のルートのほうが道が広くて快適だが土曜日曜は2輪車通行止め。夜中は危ないクルマがいることが有るので、通らない方がいい。山頂に近づくと道は狭く険しく、最近はサイクリストも多いので気をつけよう。
標高は650mほど。周りの開発も進んだが、まだまだ星もよく見える。昼間は鳥の声や虫の声も賑やか。六甲山や生駒山のように混まないし、モーターサイクルで休日も行ける。ちょっと行ってみては? ただし気の利いたカフェなどは無いが。
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