名古屋市内、お城の近く。
今(TVドラマで)話題の徳川家の美術品を展示する徳川美術館がある。
広大な敷地内には文庫や庭園(徳川園)もあり一見の価値が有ると思っていた。
今回『蒔絵展』が特別展示として開催されていて、すずめも見たいと言っていた。
そんな折、海外に移住している狸の友人がゴールデンウィークに一時帰国をして名古屋市内に遊びに来るというので一緒に行くことになった。
最寄り駅はJR大曽根駅ということになっているが、地下鉄の車道駅からでも15分ほど歩けば大丈夫。
当日は五月晴れの良い天気。散歩がてら車道駅から歩いて行った。
立派な門をくぐると、お庭が見える。
正面に有るのが美術館だ。
入場料は1600円。ドニチエコきっぷやJAF会員の割引があるので活用しよう。
(徳川園に入る場合は1750円)
蒔絵展は写真撮影NG。
狸は蒔絵は筆で描いていくものだと思っていた。
しかし実際の工程を示した資料では金属や貝の粒などを一つ一つ手作業で膠で貼り付けるという、途方も無いものだということが分かった。
これも海外で人気を博したのも理解できる。
知らなかったが現在も蒔絵の技術を持つ人がいる。
古き日本の技術を伝える大変な仕事だと実感できた。
友人は『久しぶりに日本ぽい物を見て良かった』と。
次は御庭もゆっくり散策したいと思う。
©Tanu記