千里中央も寂しくなるなぁ。
オトカリテが閉店したらしい。
”らしい”というのは、狸が大阪を離れてしまったからだ。
2023年4月30日に惜しまれつつ(ファイナルイベントも有ったようだ)閉店。
1970年に大丸百貨店として開店。
大阪中心部の梅田から20分、新大阪から15分、大阪(伊丹)空港へも15分。
交通至便のターミナルとして繁栄。
千里大丸は、あの『トイレットペーパー騒動』の発祥の地でもある。
1973年11月1日に千里大丸にトイレットペーパーを買い求める人が長蛇の列をなす大騒動になって全国に広まった。
そんな歴史の1ページを埋める偉大?な店舗なのだ。
時を同じくしてオープンした千里セルシーも2022年5月に既に完全閉館。
今後はどうなるのだろう?
2019年3月、豊中市は『千里中央地区活性化基本計画』を基に、千里中央地区の大規模再開発計画を明らかにしている。
千里セルシー、千里阪急、オトカリテをすべて解体し、一体的に再開発する計画になっている。
これから建物を解体して土地区画や道路を見直し、順番に建物を新しくしても、出来上がるには何年もかかるのだろう。
その間に北大阪急行の延伸も完成するし、モノレールに乗り換えられる単なる通過駅として地位の低下があるのでは?と心配になる。
退職する頃には青写真ができているだろうか。
©Tanu記