おもち一家が来たときのことだ。
我が家はリビングルームと寝室が離れているので準備してきたようだ。
孫が寝ている姿が良く見える。寝返りするのもバッチリだ。
カメラの方向を変えることもできるし、赤外線のオン・オフもできる。
音が入ると(泣くとか寝ぼけるとか)アラームが鳴るし、寝室の温度も分かるなど実に痒いところに手が届く仕様だ。
コレを使っている、おもちが赤ちゃんだった頃は、製品としてのベビーモニターは音声モニターだけだった。
泣くと声が聞こえるという、家が小さい日本では、そこまで必要性を感じるものではなかった。
ふと『コレはクルマの盗難や、いたずら防止にも使えるのじゃないか?』
と思った。
調べてみると似たような製品は当然のように売られていて録画機能付きもある。
もっとも、クルマを盗られるまえに、この小さいカメラの方を持って行かれそうだ。
セキュリティーの高い駐車場は料金も高いし、この手の心配のタネは尽きないのだった。
©Tanu記