おもち一家が帰省してきていた。
おもちが我が家に残していった荷物の中に古いカセットテープがあった。
学生時代に友人のテープを借りてデジタル音源化する約束をしたまま時が経ったものらしかった。
『カセットテープの音源を取り込むヤツ持っていたよね?』と聞かれた。
かなり前に購入していた、その名も『デジタルサウンドメーカー』。
カセットテープを再生して USB で送るという代物だ。
肝心の支援ソフトウェアが何と、ウインドウズXP 時代のもので Mac OS には当然非対応だ。
大丈夫かな?と思いながら USB 経由で繋いでみると、オーディオデバイスとして認識することがわかった。
カセットテープを再生してみると、ちゃんと入力していて PC からも音が出る。
では、QuickTime で録音することにしよう。
QuickTime は、ファインダーのアプリケーションから起動できた。
QuickTime のメニューの新規オーディオ収録を選択し、カセットテープを再生と同時に録音ボタンを押すだけだ。
片面30分ぐらいのテープだったので、30分の長い音源ファイルが2つできた。
とりあえずコレを、おもちに送って、後は編集で分割してもらおう。
大昔のガジェットが有効に使えてよかった。
©Tanu記