2022年11月8日。
仕事を早々に仕上げて帰宅した。
夕方の大阪は、にわか雨が降ったりして心配されたが満月が上る頃には晴れてきた。
欠けていくところを iPhone で写してみた。
若い頃の狸なら一生懸命ビデオや写真を撮っていただろう。
けれど最近は、もっぱら天文現象は肉眼を使って眺めるのに徹している。
じっくり見たければライブ中継のアーカイブを見ればOKだ。
それに、カメラ等を使っていると現象そのものを見ることに集中できないからだ。
天王星を見るのは狸は何十年ぶりで、すずめは今回が初めてだろうからだった。
月という良いマーカーが有るので天王星も極めて見つけやすい。
すずめに見てもらったら『見えた〜!』と嬉しそうだった。
テレビでは『次回は約200年後』とか放送されている。
単純に言うと、この時刻に太陽と地球と月と天王星が、ほぼ一直線に並んだ、それだけのことなのだが実際に自分の目で見ると、すごく感動する。
狸にとって天文現象は、いつもそういうものだ。
©Tanu記