火葬場に残された遺骨中の貴金属を自治体が入札売却するという話を聞いたので、散骨について調べてみた。
いわゆる樹木葬や、海洋散骨などだ。
日本では自分の敷地内でも『骨片』を埋めたりしてはいけないそうだ。
やると『死体遺棄』になる可能性がある。
海洋散骨も、やはり『骨片』では、できない。
日本人は亡くなったら、お墓に入るのが当然だったので、そのあたりの扱いが曖昧なままな気がする。
では、どうすればできるのかと言うと『粉骨』にすれば大丈夫という解釈だそうだ。
骨の形がわからなくなるまで砕いて粒にする。
そうなったら自宅の敷地内や定められた樹木葬エリア、海岸や養殖業などに支障がない海洋などに少量の散骨は許されるらしい。
砕くのは自分の手で行っても良いが、有害物質が飛散する可能性もあり専門業者が存在する。
白い骨だけを集めて白い粉にしたり海外散骨用には、やや灰色の粒子が大きめな粒にしたりを請け負う。
海外散骨用が白い粉ではないのは麻薬などと間違えられないようにと言う配慮らしい。
狸家は一応墓所があるので、そこに入れてもらおうと思っている。
けれど、のりもの好きとしては。
一部は鈴鹿サーキットかニュルブルクリンクに、こっそり撒いてもらおうかな。
©Tanu記