自動運転のクルマが時々話題になる。
先日、クルマのカビ取りに行ったときに国道で Honda のレジェンドの自動操縦バージョンが走っているのを見た。
自動操縦(手離し、目離し)が許されているのは、ごく限られた高速道路上だけなので、普通の国道では高度運転支援システム付きのクルマとして走行しているはず。
狸は、きっと最後まで自動操縦のクルマには乗らないだろうなぁ。
技術は信じているが、周りの人間を 100% は信じられない。
風邪薬飲んでぼんやりしているかも知れないし、昨夜の酒が残っているかも知れない。
大型船や飛行機が自動操縦になって事故が減ったのは、もちろんヒューマンエラーが減ったからには違いない。
しかし操縦するのがプロだけで、それもかなりハイレベルの訓練を受けた人たちだからだとも思っている。
自転車が縦横無尽に走り回る大阪市内の路地裏や、一気に数車線を渡らないと合流できない阪神高速の環状線など、よほどでないと自動でできる気がしない。
自動運転のほうが安全だと思う頃には、もう、クルマに乗るのを止めているんだろう。
そんな気がするのだ。
©Tanu記