狸が高校生のころ。
天体望遠鏡で星を見ると言えば、まずは極軸を合わせて望遠鏡のダイヤルを元に低倍率で目標天体を見つけてから、倍率を上げていく。
まぁ、こんなスタイルで、写真を写す時は望遠鏡にカメラを同架して、手動で星の動きを追っていく。
30分くらいのガイド撮影が成功すると『腕が上がったなぁ』などと自己満足になったりしていた。
そのうち、アマチュアの世界でも自動ガイドが一般的になり、望遠鏡が星の位置を覚えているので、そのとおりに動かすだけでOKになり。
最近、気になっているのは『スマート望遠鏡』。
望遠鏡と名前はついているが、無理な姿勢で覗き込んだりしなくていい。
視野に入った画像は PC やスマホで確認することができる上に、光害に対するデジタルフィルターも備えていて、夜空が明るいところでもOK。
もちろん、暗いところのほうが良いと思うけれど。
『良いなぁ』と思うのは『UNISTELLAR』社の『eVscope』。
普及型は最近少し安くなって253000円!
ちと高いなぁ。
高性能型は約65万円…。
他のメーカーからも出てきているので、性能と価格の競争が進んでくれれば、と、願っている。
星に願いをかけるか。
©Tanu記