同じタイプのロケットの同様の騒動は、これで3回目になるとか。
中国が 2022年7月24日に宇宙ステーションのモジュールを打ち上げたロケット、長征 5B 型の 20ton 以上ある巨大なパーツで、ブースター部分が制御されない状態で7月末から8月初の間に落下してくるらしい。
中国政府は、ロケットには宇宙ステーションの実験モジュールが搭載されており、宇宙ステーションとドッキングに成功したと発表。
それ自体は素晴らしいことだが、自律推進能力のない 20ton のロケットのブースター部分が軌道上に残っていて、かつ大気圏再突入が制御されていないことが確認されているそうだ。
この記事が公開されるときには、もう落ちているかもしれない。
追記:7月30日にフィリピン近海に落ちたようだ
アメリカの航空宇宙会社『The Aerospace Corporation』は『ロケット再突入の最新の予測は日本時間の7月31日16時52分±22時間』とツイートしているが、直前になるまでは具体的にどこに落ちてくるかの予測は困難とのこと。
これらのロケットの部品が居住地に落下して人的被害を発生させる可能性は低いとのことだが、何だか落ち着かないなぁ。
宇宙のゴミもちゃんと片付けてもらいたい。
©Tanu記