2022年7月の満月は『スーパームーン』と呼ばれている。
だが『スーパームーン』とは正式な呼び名ではない。国立天文台もQ&Aで答えている。
ただ、今年いちばん地球に距離が近い満月ということで大きく見えることから、こう呼ばれているようだ。
ではどのくらい大きさが違うのか調べてみると、
満月時の地心(地球の中心)距離の変化はおよそ最小値356000~最大値407000kmになる。
大きさは距離に反比例するから小さいときと大きいときでは、大きさで14%、明るさで30%の違いになる。
結構大きく違っているようだが、同じ空で大きな月と小さな月を一度に見比べられるわけではないので、わからないのだ。
この差は写真に取ると明白なので見比べた写真はネット上で見ることができる。
その昔、小学生だった狸が天体望遠鏡を買ってもらって初めて見たのが月だった。クレーターを自分の目で見て感動した。
大阪は天気が悪くて『スーパームーン』は雲の向こうの、おぼろ月だった。
いつの日か孫たちと月を見上げながら星空のハナシをしたいと思う。
その日は案外すぐに来るんじゃないかな。
©Tanu記