おもち一家がクルマを買おうと奔走中。
欲しいクルマは見つかった。
最近は新車を買おうとすると新型コロナやウクライナ紛争などの影響で、どのモデルも納期が延びている。
こどももできたので荷物も積めて遊びに行けるクルマを、ということでミニバンだったが、希望のモデルの程度の良い中古車が見つかった。
資金もなんとかなるようだ。
次の難関は車庫証明だ。
狸が昔住んでいた栃木県は、市内中心部でもない限り駐車場が有るのは当たり前で、駐車料金も家賃に含まれている場合がほとんどだった。
車庫証明の要件は『停めるクルマが入るスペースと使用許可があること』と『クルマの使用者の住所から半径2km以内である』ことだ。
この『半径2km以内』が曲者で東京都それも山の手線内だと、そう簡単にはいかない。
そもそも賃貸駐車場の数がないし有っても料金がメチャ高い。地方ならアパートが借りられるんじゃないか? って思うくらいだ。
おもちから写真入りの相談が来て『ここに停められるかなぁ?』。住所からストリートビューで様子を見ると前面道路の幅が狭い。
両側のクルマが大きかったりすると出し入れが非常に大変だろう、と返答すると『やっぱりなぁ』。
車庫証明を取るだけなら、そこでも取れる。『実際に駐車してみてください』とは言われないからだ。
都会の人口あたりのクルマ普及率が低いわけだ。
©Tanu記