皆さんご存知の、7月7日は七夕。
狸は、こどものときから星に関わるイベントが好きだった。
七夕の頃の近畿地方は当然、梅雨の真っ只中のことが多くて、めったに晴れることはないのだが『星が見えないかなぁ』と夜空を見上げるのが好きだった。
もともとは旧暦の7月7日の行事だが、そんなことを小学生の頃までは知るわけもない。
『なんで梅雨の真っ只中の天気が悪い時に星に関わる行事があるんだろう』と思っていた。
父か祖母だったかに『旧暦』というものを教えてもらって初めて知った。旧暦なら8月初め頃なので、まぁ大抵の年は梅雨が開けているわけだ。
それなら合点がいく。
今年(2022年)は史上最早で近畿地方は6月中に梅雨が開けて『久しぶりに新暦の7月7日にも七夕の星が拝めるかな』と思っていた。
しかし楽観するには、ちと甘かったようだ。
台風が通って行った。台風後の天気を心配していたが夏の空気に入れ替わったのか、めちゃくちゃ暑いが天気は良くなった。
狸のメモを調べると2019年に織姫・彦星が見られたようなので、今宵は3年ぶりに見えるかな?
天の川が見えないが、それは大阪では仕方ないか。
©Tanu記