120歳まで生きるとすると?

「まだ人生半ばじゃん」と気付いたいま、 120歳まで健康で退屈しないためには何をすればいいのだろう? そんなことを一記事500文字くらいで書いていこうと思います

屋久島から帰る

翌朝、雷の音で目が覚めた。

窓から外を見ると、山はスッポリ霧に覆われていて強い雨も降っていた。

霧と強雨の中を今朝降りる困難さを思うと、昨夜、降りてきて正解だったなぁ。山を降りるタクシーの車窓からも鹿や星空が見えたしね。

山では『行こうか戻ろうかと迷ったら行くな』と言うそうだが、Tさんが引き際の判断ができるガイドさんで良かった。

屋久島出身のガイドさんだから、そう言う勘も働くのだろう。

ツアー社のRさんが『山小屋で食べるはずだったから朝食に食べてください』と、ホットサンドイッチを持ってきてくれた。

すごいボリウムで、山歩きの前には丁度良いのだろう。美味しかった。

『今日は天気が荒れていて、飛行機が飛ばないかもしれないから早めに空港まで行った方が良いですよ』と、教えてくれたので、朝食を食べたらチェックアウトして空港に行くことにした。

さて、空港について見ると、軒並み『天候調査・欠航』で、狭いロビー内に沢山の搭乗待ちの人がいて、ごった返していた。ここは離着陸誘導装置がない地方空港の弱点が出た形になった。

カウンターで話しを聞くと、狸のチケットはマイレージ利用の格安券だが、伊丹空港行が天候調査になっているので振替や払い戻しが可能とのこと。

う〜ん、今日中に帰れるだろうか?

©Tanu記