狸は電子工作を時々していたので、ジャンク箱に何だかんだと部品が入っている。
何年か前のこと、そのジャンク箱に入っていた豆電球(懐中電灯などに使われる程度の)を見た、おもちが『豆電球をピアスに加工できたら可愛いし、夫婦で共用できるけど可能?』と聞いてきた。
『金メッキのピアスベースと金メッキの鎖があればハンダ付けで作れるよ』
と、創ったことがあった。
先日、東京に行ったときに、すずめが『豆電球ピアス』が現役なのを見て『可愛いなぁ、私も欲しい』と言い出した。
ジャンク箱を漁ると、まだ豆電球が残っていた。箕面のジェットの手芸用品売り場で金メッキのピアスベースと丸カンを入手できた。
豆電球を綺麗に洗って電極部分に丸カンをハンダ付けする。金メッキされているとハンダ付けは容易だ。
続いてピアスベースにも同様にハンダ付け。コチラは小さいので手元が良く見えないが、そこは長年? の感で『えいやっ!』っと。
後はできた2つの部品を丸カンで繋いで出来上がり。
『電球は本当のガラスだから気をつけてね』『チョット重いかも』
『は〜い、可愛い。もっと思いピアスもあるよ』と喜んで付けてみてくれた。
こんな工作で良かったら、いつでもできるよ。
とは言うものの、チョット老眼の進行を感じた一日だった。
©Tanu記