また羽田空港ネタ。
先日の移動で保安検査場(手荷物検査)を出たところで、狸の目の前を誰も乗っていない電動車椅子が静静と横切っていった。
『どこに行くのかな?』と見ていると保安検査場から出た、すぐ横の壁際に行儀よく収まっていった。
これは羽田空港の国内線ターミナルなどを運営する日本空港ビルデングがWHILL株式会社と共同で、国内線の搭乗客向けに2021年6月に始めた移動支援サービスだという。
第1・第2ターミナルに合計24台の自動運転の電動車椅子を配備し、出発ロビーのフロアで利用客を保安検査場出口から搭乗口まで、自動で送り届けるものとして稼働させているそうだ。
搭乗客は利用する航空会社を問わず無料で利用できるとのこと。見かけはシニアカーを小さくした感じの乗り物で、ゆっくり歩くくらいの速度で動いていた。
登場する便を指定するだけでゲートまで送り届けてくれる。
降りたら自動で戻っていく。
おっと写真を撮り忘れた。WHILL株式会社のプレスリリースをご参照(動画も有り)。
空港の中での乗り継ぎや、ゲートまでは結構な距離を歩くもの。
狸はできる限り自前の(短い)脚を使って歩こうと思っているが、疲れたときや(本当はダメだろうな〜)興味本位で乗ってみたいと思った。
©Tanu記