少し前の休日の朝のこと。
すずめと随分ひさしぶりに『北摂焙煎所本店 Cafe Matin』にモーニングセットを食べに行った。
窓から新御堂筋を走るクルマを鳥瞰で眺められるし、パンやコーヒーも美味しいので気に入っている。
が、そのモーニングセットの話ではない。
コーヒーを飲みながら窓の外の新御堂筋を眺めていると道路に引かれている白線に目が行った。
『道路に白線を書いていくのも大変だろうな』と。
眺めていて、その白線のうちの2本のことが妙に気になった。
それが、この写真。
左から3本目の白線は間隔が詰まっていて少し画面の右方向に傾いている、が、右から4番目の白線、コレは明らかに右に傾いている。
狸が見かける白線引き(区画線と呼ぶらしい)の作業では、路面に、しっかりとケガキ線を引いて書いているように思ったが。
この場所はクルマやモーターサイクルでも何度も通っているが全く気がつかなかった。
区画線は大まかに書くところとデザインは決まっているが、実際の作業では『路面標示施工技能士』という国家資格を持つ現場の方々の技術とセンスが求められるそうだ。
その資格のことは知らなかったけど、なぜ傾いちゃったんだろう? 時間が押したのかな?
事情も傾いているところも実に気になる白線なのだ。
©Tanu記