孫の七五三参りに行ってきた。
割と名の通った神社の境内に行くと、すでに何組かの親子孫がいた。
孫が紋付き袴や着物を着ている家族あり、母親も着物姿の家族あり。
『にゃんこやおもちの頃と違うなぁ』と思うのは、まず『フリーカメラマンを雇っている』家族が複数だったこと。旧狸家が七五三参りをしたころは、神社に行って、神妙な顔つきでお祓いをしてもらって。カメラマンはお父さん、お母さん。その後で街の写真館で記念写真。みたいな筋書きだった。
次に『ビデオカメラを持っている人がほとんどいない』。スマートフォンできれいな4K動画も撮れるし、何なら、その場で編集もできるからなぁ。
にゃんこ家も今風にフリーカメラマンを雇っていた。マッチングサイトを使うそうだ。日時場所と撮影内容、料金が折り合えばOK。
カメラマン氏は40分ほどの間に300枚ほどの写真を写したそうだから、デジタルカメラ様様だ。
写している時より、戻って編集する方が大変だろうな。
おめかしをしたこどもたちは『主役』と、もてはやされはするものの『着物を汚さないように』『カメラに向いて』『笑って』『お祓いの間は静かに』と周りからの注文がうるさい。
千歳飴くらいは買ってもらわないと割に合わないこと請け合いだ。
皆さん、ご苦労さま。
©Tanu記