シクラメンの今年の葉が元気よく出てきた。あぁ、良かった〜。
もとはと言えば、このシクラメンは、すずめの母上が、どこかの誰かからプレゼントされたものらしい。
お世話の手間が大変になってきたので、そのお役目が狸に回ってきてから、5年くらいが経つ。
シクラメンは球根の多年草だが休眠させて夏季を超えて、また次のシーズンに花を咲かせるのが難しいと言われる。日本は夏の湿度が高いからだそうだ。
飼い主に似たか、のんびり、の狸家のシクラメンも目を覚まして今年の葉が出てきた。
今年は春の花が終わって葉っぱの勢いもなくなった後、すずめに『枯れてる』と思われて、掘り起こされ捨てられそうになったという事件と、雨続きで梅雨みたいな夏休みを乗り越えての発葉だ。
狸は花が終わってからは枯れた葉や茎を切り取って、大きめの植木鉢の土がが乾かない程度に水をやる。そんないい加減な管理ながら今年の夏も無事超すことができた。
なかなか涼しくならないがベランダの植物には確実に秋が訪れてきたようだ。
©Tanu記