クルマを買うとする。
狸が若い頃は、
お目当てのクルマの記事を雑誌で読んで、何となく敷居の高い販売店に出向いてカタログをもらう。
家に帰って中身を暗記するくらい読み込んで、また販売店に行って試乗させてもらう。
セールス氏となんだかんだ話をして家に帰る。
買おうと心に決めて店に行ってセールス氏と商談。値切りに値切って商談成立…。
みたいな流れだったが、先日Hondaの広報で遂にクルマもスマホで買える時代がやってきたことが伝えられた。
国内メーカー初の新車のオンラインストアができたそうだ。
『Honda ON』というそのストア、当初は東京都内のみの対応だが順次広めていくそうだ。
オンラインと言ってもスマホでポチッたら、3日後に玄関前にクルマが届くわけではなくて、納車はHondaのディーラーで行われて、メンテもそこでやるわけだから、全くお店に行かなくて済むわけではない。
面白いのはサブスクサービスが有るところ。好きなクルマに好きな間だけ乗れるというサービス。似たような中古車のサービスもHondaはやっていたように思うが、こちらは新車の話だ。
区分利用者が増えると製品の出荷数は減るんじゃないかと素人は心配するのだが、どうだろう。
他のメーカーは『Hondaはどうするか』静観ムードのようだ。
クルマには乗って欲しいけれど、区分利用を積極的には進めにくい、そんな様子が伺える。
狸は色んなクルマに乗れて楽しそうだと思うのだけれど。
車庫と財布に余裕が有ればなぁ。
©Tanu記